有料道路自動料金収受システムの陸上移動局」の接続性の確認に係る試験は、「有料道路自動料金収受システム標準規格(ARIB STD-T55)」に規定する無線区間インタフェースに対する適合確認と位置付け、同標準規格に定める基本機能及び標準化されたオプションの範囲内で型式ごとに行うものである。

試験の実施に先立って、同標準規格の屋外公衆用用規定に基づく動作は、開発又は製造の過程において、移動局の製造業者の責任で全て確認が行われていることはが前提である。

接続性確認に係る試験は、接続試験器による試験と接続性確認について規定している。

なお、標準規格ＡＲＩＢ ＳＴＤ-Ｔ55に関しては、総務省令第63号（2001年4月17日施行）等により関係規則が改正されたため、新らしい基準に準拠する標準規格としてＡＲＩＢ ＳＴＤ-Ｔ75が策定された。ＡＲＩＢ ＳＴＤ-Ｔ55による新たな利用は規則改正により不可となり、保守用として存在している。