標準規格概要(STD-T74)
1.標準規格の概要
標準規格番号 | ARIB STD-T74 |
---|---|
標準規格名 | 特定小電力無線局ミリ波データ伝送用無線設備(超高速無線LANシステム) |
策定年月日 | 2001年5月31日 |
標準規格概要 | 本標準規格は、電波法施行規則第6条第4項第2号に規定される特定小電力無線局のうち、59GHzを超え66GHz以下の周波数の電波を使用する無線設備であって、主としてデータ伝送のために無線通信を行う(電気通信回線設備に接続するものを含む。)「超高速無線LANシステムの設備」について規定したものである。 超高速無線LANシステムは、基地局無線設備、端末局無線設備、及びデータ端末装置、バックボーンネットワーク等(電気通信回線設備に接続するものを含む。)により構成される。本標準規格は、当該無線設備について規定したものである。 超高速無線LANシステムは、デジタル化された情報信号を、無線伝送を行うシステムである。ただし、プロトコルまでの条件は、規定しないものとする。 |
2.改定の概要
版数 | 策定又は改定日 | 改定の概要 |
---|---|---|
- | 2016.09.29 | 廃止 電波法施行規則等の一部を改正する省令(平成27年11月30日 総務省令第99号)により、60GHz帯の周波数の電波を利用する無線設備の制度が見直しされ、超高速無線LANシステムの高度化が図られた。これを受け、新たに60 GHz帯超高速スループットワイヤレスLANシステムとして標準規格(STD-T117)が策定されることになったため、今後参照される見込みのない本標準規格を廃止するものである。 |
1.1版 | 2005.11.30 | スプリアス発射の強度の許容値に係る技術基準の改正に伴うスプリアス発射等の許容値、経過措置、測定法の改定等。 |
1.0版 | 2001.05.31 | 策定 |