標準規格概要(STD-T70)
1.標準規格の概要
標準規格番号 | ARIB STD-T70 |
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標準規格名 | 広帯域移動アクセスシステム(HiSWANa) |
策定年月日 | 2000年12月14日 |
標準規格概要 | 本標準規格は、電波法施行規則第6 条第4 項第8 号に規定されている5GHz 帯無線アクセスシステム及び第6条第4項第4号に規定される小電力データ通信システムのうち、広帯域移動アクセスシステム(HiSWANa: High Speed Wireless Access Network type a)を用いて通信を行う通信システムの無線区間インタフェースについて規定したものである。 HiSWANa は、有線システムのラストワンホップへの適用や無線システムのみで構成されるアドホックシステムへの適用を考慮しており、ワイヤレスの特徴を最大限に活かして「いつでも、どこでも」マルチメディアサービスを提供可能な無線通信システムである。 |
2.改定の概要
版数 | 策定又は改定日 | 改定の概要 |
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3.1版 | 2005.11.30 | (1) 電波法施行規則、無線設備規則等の改正に伴う周波数変更、帯域外不要輻射電力の規定等の改定 (2) スプリアス発射の強度の許容値に係る技術基準の改正に伴うスプリアス発射等の許容値、経過措置、測定法の改定等。 |
3.0版 | 2004.05.25 | ETSI BRANのHiperLAN Type2との相互接続を目指し、無線リンクの接続性を確保する改定を行った。主な改定内容は、HiperLAN Type2と接続するためのPHYバースト、送信電力制御、RBCHアソシエーション手順、リンクケイパビリティ、ビジネスプロファイル等の追加である。 |
2.0版 | 2002.11.27 | 2002年9月19日の総務省令改正に伴い5GHz帯無線アクセスシステムの屋外利用が可能となったこと対応した改定である。主な改定内容は次のとおり。 1 屋外使用関連の規定の追加(4.9-5.0GHz及び5.03-5.091GHz。空中戦電力等の追加)。 2 標準規格名称の変更(「小電力データ通信システム/広帯域移動アクセスシステム(HiSWANa)標準規格」を「広帯域移動アクセスシステム(HiSWANa)標準規格」に変更。 3 ETSI BRANとの協調、検討に対応した改定(MMACとETSI BRANとで検討された修正提案を反映した。また、本標準規格とETSI BRANのHiperLan Type2との差分情報を附録として追加した。)。 |
1.0版 | 2000.12.14 | 策定 |