標準規格概要(STD-T62)
1.標準規格の概要
標準規格番号 | ARIB STD-T62 |
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標準規格名 | 実数零点単側波帯変調方式 |
策定年月日 | 1999年5月27日 |
標準規格概要 | 本標準規格は、無線設備規則第57条の2の2に規定された400MHz帯及び150MHz帯で通信を行う公共業務用を含む業務用の実数零点単側波帯変調方式の無線インタフェースを規定したものである。 なお、規格分類としては、変調方式が実数零点単側波帯変調方式、また、チャネル間隔が6.25kHz のものに該当する。 公共業務用を含む業務用の自営通信ネットワークとして構築される実数零点単側波帯変調方式を用いた狭帯域通信システムは、基地局設備及び移動局設備で構成され、基地局-移動局間、あるいは、移動局-移動局間(基地局経由又は直接)で通信を行う。なお、以後、移動局-移動局間通信と言う場合は、基地局経由の通信形態を表し、移動局間直接通信と言う場合は、基地局を経由しない通信形態を表す。 |
2.改定の概要
版数 | 策定又は改定日 | 改定の概要 |
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2.0版 | 2008.03.19 | 省令と告示の改正に伴う空中線電力、スプリアス領域における不要発射の強度の許容値、測定法の改定等。 |
1.3版 | 2005.11.30 | スプリアス発射の強度の許容値に係る技術基準の改正に伴うスプリアス発射等の定義、許容値、経過措置、測定法の改定等。 |
1.2版 | 2004.02.05 | 音声以外のデータ信号をデジタルコードスケルチ信号 (DCS) と独立に同時伝送できるように、(1) DCS の挿入領域としてサブキャリアを 2,125Hz から 3,330Hz に変更、(2) DCS の伝送速度を 100bps から 300bps に変更、(3) DCS の変調方式を MSK から QPSK に変更の改定を行った。 |
1.1版 | 1999.10.26 | 測定方法の修正 |
1.0版 | 1999.05.27 | 策定 |