標準規格概要(STD-T60)
1.標準規格の概要
標準規格番号 | ARIB STD-T60 |
---|---|
標準規格名 | ワイヤレスカードシステム |
標準規格概要 | 本標準規格は、「13.56MHz帯の周波数の電波を使し、データ伝送のために無線通信を行うワイヤレスカードシステム」(以下ワイヤレスカードシステムという。)の無線区間インタフェースについて規定したものである。 (注) 平成14年9月19日に電波法施行規則及び無線設備規則等が改正され、本標準規格は失効した(本標準規格は既設置品等に対する経過措置のため提供されているものである)。なお、同システムについては標準規格ARIB STD-T82が新たに制定されているので、そちらを参照されたい。 |
2.改定の概要
版数 | 策定又は改定日 | 改定の概要 |
---|---|---|
ー | 2021.04.23 | 廃止 2002年9月19日に電波法施行規則及び無線設備規則等が改正され、ワイヤレスカードシステムは、それまでの「無線設備」から「高周波利用設備」としての規定に変更された。このため、「無線設備」としての本標準規格は効力を失い、新たに「高周波利用設備」として標準規格ARIB STD-T82が策定された。 前記規則改正の附則により、当該規則改正以前に「無線設備」の技術基準適合証明等を受けたものは、当該規則改正後は「高周波利用設備」にみなされ、本標準規格の対象となる無線設備が存在しなくなった。また、制度改正後十分な期間も経過したため、本標準規格を廃止した。 |
2.0版 | 2002.11.27 | 2002年9月19日に電波法施行規則及び無線設備規則等が改正され、13.56MHz帯の周波数を使用するワイヤレスカードシステムは、それまでの「無線設備」から「高周波利用設備」としての規定に変更された。 このため、無線設備としての本標準規格は効力を失ったが、経過措置がとられ、規則改正以前の既設置品等は一定の条件の下での利用が可能となっているため、規則改正及びその経過措置等について記述を行うため改定を行った。 なお、新たに高周波利用設備として利用することになった同システムについて、標準規格ARIB STD-T82が制定された。 |
1.0版 | 1999.03.30 | 策定 |