標準規格等一覧

標準規格概要(STD-T53)

1.標準規格の概要

標準規格番号 ARIB STD-T53
標準規格名 CDMA Cellular System
策定年月日 1997年10月7日
標準規格概要

CDMA方式携帯自動車電話システムの無線区間インタフェースについて規定したものである。


2.改定の概要

版数 策定又は改定日 改定の概要
- 2008.12.12  廃止
6.5版 2005.11.30 (1) 無線設備規則の改正に伴う技術基準の変更により、伝送速度に関する国内法令の注意書きが不要となり、削除。
(2) スプリアス発射の強度の許容値に係る技術基準の改正に伴い、関連仕様の変更が3GPP2でなされて本標準規格に反映されるまでの間、国内法が適用されることの注意書きを追加。
6.4版 2005.09.29  主に2005年2月~7月において3GPP2が制定した仕様を反映する改定を行った。
 主な改定内容は、13項目の追加(音声コーデック関連、1Xシステム関連等の規定)及び2項目の改版(3G暗号アルゴリズム等の規定)である。
6.3版 2005.03.24  主に2004年9月~2005年1月において3GPP2が制定した仕様を反映する改定を行った。
  主な改定内容は、追加となる項目では、無線上でのサービスプロビジョニング、シグナリングコンフォーマンステスト仕様、インターオペラビリティ仕様、広帯域コーデックの最低性能仕様、及びセキュリティアルゴリズム、また、改版となる項目では、R-UIM無線インタフェースである。
6.2版 2004.12.14  主に2004年7月~8月に3GPP2が制定した仕様を反映する改定を行った。
 主な改定内容は、追加となる項目は、データサービス及び広帯域コーデック、また、改版となる項目はRev.Cコアスペックのバグ修正である。
6.1版 2004.09.28  主に2004年4月~6月に3GPP2が制定した仕様を反映する改定を行った。
 主な改定内容は、(1) 8k EVRC音声コーデックアルゴリズム、(2) ショートメッセージサービスプロトコル、(3) 13k 音声コーデックアルゴリズム、(4) 位置情報サービス移動機/基地局インタフェース、(5) R-UIMインタフェース、(6) SMV 音声コーデックミニマムパフォーマンス、(7) R-UIMコンフォーマンステストの各仕様の追加である。
6.0版 2004.05.25  主に2004年1月~4月に3GPP2が制定した仕様を反映する改定を行った。
 主な改定内容は、追加となる項目は、cdma2000コアスペック、HRPDエアインタフェース、Broadcast-Multicastエアインタフェース及びBand Class、また、改版となる項目は、基地局の最低性能の規定、R-UIM及びVocoderである。
5.4版 2004.02.05  2003 年 8 月~ 2004 年 1 月に 3GPP2 が制定した仕様を導入するための改定である。
 追加となる仕様は、(1) IP ベースの空中波によるハンドセットのコンフィギュレーションマネジメント、(2)マルチメディアメッセージングサービス用メデイアフォーマットとコーデック、(3)移動機のコンフォーマンステスト、(4)マルチメデイアサービスのファイルフォーマット及び(5)高度な秘匿のアルゴリズム、また、改版となる仕様は、(1) HRPD(High Rate Packet Data :通称 1xEV-DO) 方式の無線インタフェースのテストアプリケーション仕様、(2) HRPD 方式のネットワークミニマム性能規格及び(3) HRPD 方式の端末のミニマム性能規格である。
5.3版 2003.07.29  2003年1月~5月に3GPP2が制定した仕様をCDMA Cellular System(800MHz帯)に導入するための改定である。追加となる内容は、(1)音声フレームに対するVoIP用Header操作、(2)新たなセキュリテイ・アルゴリズムの2件、改定された内容は、(3)1xのHigh Speed Packet Dataのサービスオプション(SO33)、(4)システム・パラメータ設定方法及び、(5)国内仕様に関するAnnexの記述の追加(災害時等に一般移動機に発呼規制をかける場合においても、緊急呼S(110/118/119)を発信することを許容する)
5.2版 2003.03.26  2002年8月~12月に3GPP2が制定した仕様をCDMA Cellular System(800MHz帯)に導入するための改定である。
 主な改定内容は、(1)SIMカード書込み手順、(2)テレビ電話会議に関する2件の新規規定、(3)R-UIM、(4)IxEV-DOのエアインタフェース、(5)データ通信の性能評価テスト、(6)IxEV-DO用データ通信の性能評価テストに関する4件の追加。
5.1版 2002.11.27  2002年5月~7月に3GPP2が制定した仕様を本システムに導入するための改定である。主な改定の内容は次のとおり。
1 Minimum Performance Standards等リリースBに関する3件
2 音声コーデック、位置情報サービス、無線IP網及び高速無線データ通信に関する性能評価の使用4件
3 認証秘匿アルゴリズムの仕様4件
5.0版 2002.07.25  cdma2000 1x方式のRelease-Bの技術使用を導入
4.0版 2002.05.30  cdma2000 1x方式のRelease-Aの技術使用を導入
3.2版 2001.11.15  CDMA 1x(Release-0)方式の認証秘匿アルゴリズム及び加入者データ書込み規格の明確化
3.1版 2001.07.27  (英語版)3GPP2仕様書のポイントリリースを反映
3.0版 2001.05.31  英語版)CDMA 1x(Release-0)方式を800MHzのセルラーバンドに導入に伴う改定
2.0版 1999.10.26  (英語版)高速パケットデータ伝送機能等の追加
1.2版 1998.11.06  ショートメッセージサービスオプションの追加
1.1版 1998.11.06  T50mタイマ値等の変更
1.0版 1997.10.07  策定



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