標準規格概要(STD-T103)
1.標準規格の概要
標準規格番号 | ARIB STD-T103 |
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標準規格名 | 200 MHz-Band Broadband Wireless Communication Systems between Portable BS and MSs |
策定年月日 | 2011年3月28日 |
標準規格概要 | 本標準規格は、災害現場・事件現場等の主に非常事態発生地域において、現場の映像を対策本部等へ伝送することを可能とする200MHz帯広帯域移動無線通信システムの実現に向けた制度整備が行われたことを踏まえ、同システムのうち、特に基地局機能を有する無線設備が可搬型であるシステムに係る無線設備の物理層(PHY)及びメディアアクセス制御層(MAC)について規定したものである。 本標準規格が対象とする無線システムは、無線設備規則第49条の30に規定される200MHz帯広帯域移動無線通信を行う無線局の無線設備であり、映像伝送等を可能にする移動無線システムである。 なお、本標準規格は、その一部に米国電気電子学会(IEEE)が策定しているIEEE802.16-2009(IEEE Standard for Local and metropolitan area networks Part 16: Air Interface for Broadband Wireless Access Systems)及びWiMAX Forumの規格をベースに策定したこと及び今後の規格の海外展開を視野にいれて、英語版を正版として作成し、併せて日本語版も作成した。 |
2.改定の概要
版数 | 策定又は改定日 | 改定の概要 |
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Ver.1.2 | 2015.03.17 | 同一方式(モード)の場合にシステム間における相互接続を確保するため、相互接続試験及び可搬型基地局間の同期に関する規定の追加を行うものである。 |
Ver.1.1 | 2013.03.19 | 測定法及び必須の工業所有権の追加に関する変更を行うものである。 |
Ver.1.0 | 2011.03.28 | 策定 |