標準規格概要(STD-T101)
1.標準規格の概要
標準規格番号 | ARIB STD-T101 |
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標準規格名 | 時分割多元接続方式広帯域デジタルコードレス電話の無線局の無線設備 |
標準規格概要 | 本件は、デジタルコードレス電話の一方式である時分割多元接続方式広帯域デジタルコードレス電話の無線局の無線設備に係る標準規格である。 本標準規格が対象とする無線設備は、電波法施行規則第6条に規定されるデジタルコードレス電話の無線局であって、無線設備規則第49条の8の2の2に規定される時分割多元接続方式広帯域デジタルコードレス電話の無線局の無線設備であり、一部についてETSI規格のDECT方式を参考としている。 |
2.改定の概要
版数 | 策定又は改定日 | 改定の概要 |
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2.2版 | 2024.03.01 | DECT方式の需要の高まり及び同周波数帯での公衆PHSサービスが2023年3月末をもってサービス終了したことを踏まえ、デジタルコードレス電話の他方式(TD-LTE方式)とともに周波数割当並びに関連規定が見直されたことを受けて標準規格を改定した。 |
2.1版 | 2021.04.23 | 隣接する帯域へのTD-LTE(5MHz)の一方式であるsXGP 方式の周波数追加に伴い、本DECT 方式のデジタルコードレス電話の子機間通信の要件が緩和されたことを受け、規定を改定した。合わせて、技適未取得機器を用いた実験等の特例制度の説明を参考資料に追加した。 |
2.0版 | 2018.01.22 | 需要増への対応、利便性の向上及びIoT等の新たな利用形態を可能とするために行われた総務省の制度整備に対応して、使用搬送波周波数の追加、空中線電力の規定及び自営PHSとの共用条件の見直し等を行う他、相互接続に係る規定を改定するものである。 |
1.3版 | 2014.07.31 | キャリア番号(周波数に付与する番号)について追記するものである。 なお、英語翻訳版についても併せて改定する。 |
1.2版 | 2012.12.18 | 異なる機種の親機と子機との相互接続を行う場合の、我が国の技術基準に基づくキャリア周波数割当表を追加するものである。 なお、英語翻訳版についても併せて改定する。 |
1.1版 | 2011.07.07 | 本改定は、本標準規格適合製品への表示を検討する際に参考にすることが望ましい、ETSIが推奨するETSI の商標及びロゴの使用方法に関するレター(ETSI Collective Letter 1943)を参考文書として追記するために改定するものである。 なお、英語翻訳版についても併せて改定する。 |
1.0版 | 2011.03.28 | 策定 |