標準規格概要(STD-B68)
1.標準規格の概要
標準規格番号 | ARIB STD-B68 |
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標準規格名 | 超高精細度テレビジョン信号スタジオ機器間インタフェースにおけるタイムコードフォーマット |
策定年月日 | 2015年12月3日 |
標準規格概要 | 本標準規格は、超高精細度テレビジョン(UHDTV)信号のスタジオ機器間インタフェースにおいて、タイムコードを伝送する場合のデータ構造と多重方法について規定するものである。 データ構造は時間情報パケットと呼ばれる64ビットのパケット構造で、映像フレーム周波数60Hz又は60/1.001Hzの順次走査方式におけるタイムコードデータを伝送する。時間情報パケットの構造にはユーザーデータワード(UDW)があり、UDWはタイムコードデータ、時間情報データ識別コード1(DBB1)及び時間情報データ識別コード2(DBB2)の3種類のデータについて規定している。 多重方法については時間情報パケットの多重方法を定めており、STD-B58に規定されるインタフェースで伝送する場合の多重についても規定している。 |
2.改定の概要
版数 | 策定又は改定日 | 改定の概要 |
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2.0版 | 2017.07.27 | 60Hz超え120Hzまでの高フレーム周波数映像に対応するタイムコードフォーマットについて、高フレーム周波数用タイムコードフォーマットを規定したSMPTE ST12-3に基づき拡張するものである。 |
1.0版 | 2015.12.03 | 策定 |