標準規格等一覧

標準規格概要(STD-B61)

1.標準規格の概要

標準規格番号 ARIB STD-B61
標準規格名 デジタル放送におけるアクセス制御方式(第2世代)及びCASプログラムのダウンロード方式
策定年月日 2014年7月31日
標準規格概要

本標準規格は、11.7GHz~12.2GHzの周波数帯の衛星基幹放送局が行う標準テレビジョン放送、高精細度テレビジョン放送、超高精細度テレビジョン放送、超短波放送及びデータ放送並びに12.2GHz~12.75GHzの周波数帯の衛星基幹放送局が行う帯域幅34.5MHzの標準テレビジョン放送、高精細度テレビジョン放送、超高精細度テレビジョン放送、超短波放送及びデータ放送に適用する「デジタル放送における第2世代のアクセス制御方式」及び「ダウンローダブルCAS」を規定するものである。

なお、標準規格策定の経緯は以下のとおりである。

2014.3.25 情報通信審議会、「放送システムに関する技術的条件」のうち「超高精細度テレビジョン放送システムに関する技術的条件」のうち「衛星基幹放送及び衛星一般放送に関する技術的条件」を一部答申

2014.6.11 電波監理審議会、超高精細度テレビジョン放送システムに関する技術的条件に係る電波法施行規則の一部を改正する省令等を答申

2014.7.3 制度の公布及び施行

CAS:Conditional Access System


2.改定の概要

版数 策定又は改定日 改定の概要
1.4版 2018.04.12  アクセス制御方式(第2世代)のうちコンテンツ保護方式、限定受信方式及びそれぞれに共通のスクランブル方式に関して、 継続検討となっていた受信機で同時に処理可能なPID数/アセット数及び同時に処理可能なスクランブル鍵の数を規定するものである。
 PID : Packet Identifier
1.3版 2017.03.24  アクセス制御方式(第2世代)のうち限定受信方式に関して、EMM個別メッセージのメッセージコード領域等の明確化を行う他、誤記訂正を行うものである。
 CAS:Conditional Access System
 EMM:Entitlement Management Message
1.2版 2015.12.03  第一編「アクセス制御方式(第2世代)」について、サービス要件等が明らかになったため、限定受信方式の機能仕様、技術仕様等を第3部「限定受信方式」として新たに規定するものである。
 CAS:Conditional Access System
1.1版 2015.03.17  2014年12月16日に開催された第94回規格会議で「高度広帯域衛星デジタル放送用受信装置標準規格(望ましい仕様)」ARIB STD-B63が策定され、MMT・TLV方式に対応したダウンロード方式が規定されたことを受け、ダウンローダブルCAS(第二編)にMMT・TLV方式に対応したCASプログラムのダウンロードに関する規定を追加するものである。
 あわせて、仮名・漢字表記の統一、誤記訂正等を行う。
 また、本標準規格の英語名の一部表記を変更する。
 MMT:MPEG Media Transport
 TLV :Type Length Value
1.0版 2014.07.31  策定

3.一部閲覧(最新版)

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