標準規格概要(STD-B59)
1.標準規格の概要
標準規格番号 | ARIB STD-B59 |
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標準規格名 | 三次元マルチチャンネル音響方式スタジオ規格 |
策定年月日 | 2014年3月18日 |
標準規格概要 | 本標準規格(案)は、5.1 チャンネルステレオ音響を超える三次元マルチチャンネル音響方式における基本パラメータ及びスタジオ内で使用する音響信号等について、規定するものである。 この方式による番組制作及び番組交換が円滑に実施されることを目的としており、超高精細度テレビジョンの音声方式に応用されるものである。 本標準規格(案)策定に至る経緯は、以下のとおりである。 2008 年: SMPTE ST 2036-2:2008 Ultra High Definition Television1 - Audio Characteristics and Audio Channel Mapping for Program Production 承認 2014 年: Recommendation ITU-R BS. 2051 Advanced sound system for programme production 承認 |
2.改定の概要
版数 | 策定又は改定日 | 改定の概要 |
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2.0版 | 2016.07.06 | 2016 年1月に次世代放送推進フォーラム(現:放送サービス高度化推進協会)において、高度広帯域衛星放送では三次元マルチチャンネル音響方式として7.1chも放送することとされた。本改定はこれを受け、これまでの2ch,5.1ch,22.2chの3種類に加えて7.1chの記述を追加するものである。 さらに、ITU-Rにおける先進的音響システムのスタジオ規格である勧告ITU-R BS.2051(以下、勧告BS.2051と表記)に記述されたスピーカ配置のうち、上記4方式をARIB STD-B59の本編に、それ以外の全てのスピーカ配置をARIB STD-B59の参考に記載し、ARIB STD-B59を勧告BS.2051と同様の表記法に修正するものである。 |
1.0版 | 2014.03.18 | 策定 |