標準規格等一覧

標準規格概要(STD-B30)

1.標準規格の概要

標準規格番号 ARIB STD-B30
標準規格名 地上デジタル音声放送用受信装置(望ましい仕様)
策定年月日 2001年5月31日
標準規格概要

本標準規格は、UHF及びVHF帯の周波数を使用する地上デジタル音声放送の受信装置として望ましい仕様を記載したものである。

記載する内容は、2000年12月8日の旧郵政省電波監理審議会の答申) を受け、民間の標準規格として策定されたものである。


 キーワード(用語と略語)

キーワード 説明
EPG Electronic Program Guides(電子番組選択)
 多くの番組の中から希望する番組を簡単に選択できるようにした番組案内。
CA Conditional Access (限定受信)
階層伝送  異なる伝送路符号化を施したOFDMセグメント群の同時伝送。
SFN Single Frequency Network(単一周波数ネットワーク)
 同一プログラムの隣接する放送局の電波の妨害に強いOFDMの特徴を活かした、単一周波数によるネットワーク。
OFDM Orthogonal Frequency Division Multiplexing (直交周波数分割多重)
 各搬送波を互いに直交させ、各々の搬送波ごとにデジタル変調する多重化方式
セグメント  データキャリアに制御信号キャリアを付加したOFDM伝送信号の基本帯域(テレビチャンネル帯域幅の1/14)を持つOFDMセグメント。

2.改定の概要

版数 策定又は改定日 改定の概要
1.4版 2015.07.03  音声モードがモノの場合に2チャンネルステレオで再生する場合の出力レベルを明確化するために改定するものである。また、5.1マルチチャネル音声のダウンミックスの規定に関して、デジタル放送用受信装置の標準規格(ARIB STD-B21)を参照するよう記載を改定するものである。
1.3版 2007.03.14 ・7.3 音声出力に7.3.4として、デジタル放送の音声を受信機からイヤホンへBluetoothを使い、無線伝送を行うための規定を追加。
☆1.2版に対して、差替版にて対応
1.2版 2003.07.29 ・第7章 音声の復号処理及び出力
 マルチチャンネルから2チャンネルステレオへのダウンミックスに関連する係数を明確化。
☆1.1版に対して、差替版にて対応
1.1版 2002.03.28 ・まえがきの別表(工業所有権)の記載変更
☆1.0版に対して、差替版にて対応。
1.0版 2001.05.31 策定

3.一部閲覧(最新版)

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