標準規格概要(STD-B1)
1.標準規格の概要
標準規格番号 | ARIB STD-B1 |
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標準規格名 | CSデジタル放送用受信装置(望ましい仕様) |
標準規格概要 | 本標準規格は、狭帯域CSデジタル放送用受信装置および高度狭帯域CSデジタル放送用受信装置の仕様に関し、基本的な機能、定格及び望ましい性能について規定したものである。 適用範囲としては、12.2GHz~12.75GHz帯27MHz帯域幅の狭帯域伝送方式によるCSデジタル放送用受信装置(デジタル信号のデコーダ及びデスクランブラを内蔵するCSデジタル放送用受信装置)に適用するものと、12.2GHz~12.75GHz帯27MHz帯域幅の高度狭帯域伝送方式によるCSデジタル放送用受信装置(デジタル信号のデコーダ及びデスクランブラを内蔵するCSデジタル放送用受信装置)に適用するものを規定している。 |
2.改定の概要
版数 | 策定又は改定日 | 改定の概要 |
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3.3版 | 2021.10.29 | BTA S-1004「CS音声放送用受信装置の定格と望ましい性能」及びBTA S-1006「CSテレビ放送用受信装置の定格と望ましい性能」に関する本文及び参考文献の見直しを行った。 |
3.2版 | 2018.04.12 | 受信機で同時に処理可能なスクランブル鍵の数についての見直しを行うものである。
また本標準規格で準拠しているHDMI仕様の仕様管理団体(HDMI Licensing Administrator, Inc.)の名称変更が行われたため、その反映を行うとともに、HDRのITU-R勧告の追記及び誤記修正等を行う。 HDMI:High-Definition Multimedia Interface HDR:High Dynamic Range ITU-R:ITU -Radiocommunication Sector ITU:International Telecommunication Union |
3.1版 | 2015.07.03 | 音声モードがモノの場合に2チャンネルステレオで再生する場合の出力レベルを明確化するために改定するものである。 |
3.0版 | 2014.07.31 | 総務省令の改正を受け、第2部 高度狭帯域伝送方式によるCSデジタル放送用受信装置に関する規定に、主にHEVC映像符号化による4K放送の受信機能を追加するために改定するものである。 HEVC:High Efficiency Video Coding |
2.2版 | 2012.12.18 | 本標準規格で引用しているETSIの衛星放送の伝送路規格DVB-S.2の文書番号の改定及び放送法の改正に伴う省令・告示の改正を踏まえ、所要の変更と追加を行うものである。 |
2.1版 | 2009.12.16 | ・ARIB STD-B32を関連文書から準拠文書に変更。 ・第2部付属C「H.264|MPEG-4 AVCの運用ガイドライン」をSTD-B32第1部の該当箇所への参照に変更。 |
2.0版 | 2007.03.14 | 1.4版の内容を現状に合わせ更新したものを第1部とし、第2部として「高度狭帯域CSデジタル放送用受信装置」を追加。 |
1.4版 | 2001.05.31 | まえがきの別表の追記。 |
1.3版 | 1999.10.26 | 高速デジタルインターフェース関連などの改定。 |
1.2版 | 1998.05.29 | 第8章にシリアルインターフェース(IEEE1394)を追加 |
1.1版 | 1998.01.27 | 第7章を追加。 |
1.0版 | 1996.05.29 | 策定 |