標準規格概要(STD-T115)
1.標準規格の概要
標準規格番号 | ARIB STD-T115 |
---|---|
標準規格名 | 市町村デジタル同報通信システムTYPE2 |
標準規格概要 | 本標準規格は、地域住民に対する災害等の周知、避難場所への誘導などを拡声音声で通知する同報系防災行政無線について、平成26年9月に情報通信審議会一部答申(60MHz帯デジタル同報系防災行政無線の低廉化)がなされたことに対応し、SCPC方式による音声通報等を主体とした比較的簡便かつ低廉なデジタル同報通信システム(以下「市町村デジタル同報通信システムTYPE2」という。) の無線区間インタフェースに関わるものである。 本標準規格が対象とする無線システムは、無線設備規則第58条の2の12に規定される60MHz帯の電波を使用する市町村デジタル防災無線通信を行う固定局の無線設備のうち、変調方式が4値FSK方式、QPSKナロー方式及びQPSKワイド方式の3方式について規定している。 |
2.改定の概要
版数 | 策定又は改定日 | 改定の概要 |
---|---|---|
2.5版 | 2024.10.29 | 図番号などを修正した。 |
2.4版 | 2023.10.04 | 付録3:「製造者番号一覧表」に1社を追加した。 |
2.3版 | 2022.04.08 | 既設の親局等の製造業者と異なる製造業者の戸別受信機を配備する際の留意点を、付属3:「戸別受信機の標準的なモデルのガイドライン」に追加した。 |
2.2版 | 2020.09.28 | 消防庁公表の「防災行政無線等の戸別受信機の標準的なモデル等のあり方に関する検討会報告書 資料1 戸別受信機の標準的なモデルの仕様書(例)」を付属資料として追加した。 |
2.1版 | 2018.04.12 | 市町村デジタル同報通信システム屋外子局に簡易無線等送信装置を接続して再送信を行う場合のガイドライン及びインタフェース条件を追加した。 |
2.0版 | 2016.07.06 | 機器を製造する段階でメーカが自主的に相互接続性(拡声通報(音声)に関する互換性)の確認を可能とするために、新たに「戸別受信機の相互接続性確認試験」を各編付録5に追加規定し、システムの秘匿情報を含む試験情報については各編付録4に追加した。 あわせて、記載内容の明確化、表記方法の統一、誤記訂正等を行った。 |
1.0版 | 2015.09.30 | 策定 |