標準規格概要(STD-T113)
1.標準規格の概要
標準規格番号 | ARIB STD-T113 |
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標準規格名 | ワイヤレス電力伝送システム |
策定年月日 | 2015年7月3日 |
標準規格概要 | 本標準規格は、無線で迅速かつ容易な充電を可能とするワイヤレス電力伝送システムについて規定したものである。 今回は、モバイル機器等を充電する、第1編400kHz帯電界結合ワイヤレス電力伝送システムと第2編6.78MHz帯磁界結合ワイヤレス電力伝送システムの2方式について規定しており、電波法第100条第1項第2号に規定される高周波利用設備のうち、電波法施行規則第45条第3号に規定される各種設備において、許可を要しない高周波出力値(50W)以下で運用される。また、平成27年1月の情報通信審議会答申(ワイヤレス電力伝送システムに関する技術的条件)に準拠している。 6.78MHz帯磁界結合ワイヤレス電力伝送システムは、ワイヤレス電力伝送のための国際的な業界団体であるAlliance for Wireless Power (A4WP)の技術仕様を採用している。A4WPの技術仕様はA4WPから複製・配布の許諾を得て、本標準規格に付録として添付されている。 |
2.改定の概要
版数 | 策定又は改定日 | 改定の概要 |
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1.1版 | 2015.12.03 | モバイル機器用マイクロ波帯表面電磁界結合ワイヤレス電力伝送システムを第3編として追加規定するものである。なお、当該システムは送電装置と受電装置の表面近接領域において、マイクロ波帯の誘導電磁界によってワイヤレスで電力を伝送するものであり、電波法第100条第1項第2号に規定される高周波利用設備のうち、電波法施行規則第45条第3号に規定される各種設備において、許可を要しない高周波出力値(50W)以下で運用されるものである。 |
1.0版 | 2015.07.03 | 策定 |