技術資料概要(TR-B39)
1.技術資料の概要
技術資料番号 | ARIB TR-B39 |
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技術資料名 | 高度広帯域衛星デジタル放送運用規定 |
技術資料概要 | 本技術資料は、高度広帯域衛星デジタル放送の伝送方式による超高精細度テレビジョン放送の放送局での運用及び受信機の機能仕様に関し規定するものである。 実際の放送サービスを実施するには、法令やARIB標準規格(STD-B32、B44、B60、B61、B62、B63など)に基づき、放送事業者等において詳細な送出運用ルールとそれに基づいた放送を視聴するための受信機の機能仕様を決めることが必要であり、(一社)放送サービス高度化推進協会において原案が作成されたものである。これにより最適な送信機、受信機の設計に資するものである。 |
2.改定の概要
版数 | 策定又は改定日 | 改定の概要 |
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2.9版 | 2024.10.29 | 高度広帯域CSデジタル放送事業者のサービス終了に伴う記載の追加や削除、文字符号に関する規定の明確化を行った。 |
2.8版 | 2023.10.04 | CaPPV及び視聴ライセンスの運用に関する規定について削除等を行った。 |
2.7版 | 2023.03.03 | NVRAM放送事業者共通領域、Bluetooth LE Audioの運用に関する要件に対し、規定の追加変更及び明確化等を行った。 |
2.6版 | 2022.04.08 | 受信機の考え方等の明確化を行った。 また、高度BSデジタル放送事業者の放送終了に伴う改定を行った。 |
2.5版 | 2021.04.23 | 新4K8K衛星デジタル放送をより安定的に運用していくため、限定受信方式の通電制御(鍵情報を効率よく配信する機能)に関する規定やマルチメディアサービスのルート証明書に関する更新運用等の明確化を行った。 |
2.4版 | 2020.09.28 | 新4K8K衛星デジタル放送をより安定的に運用していくため、IPインタフェースのコンテンツ保護方式「DTCP2」に関する明確化、データリソース蓄積制御機能に関する明確化、及びARIB-TTMLのアニメーション運用に関する明確化を行った。 |
2.3版 | 2019.12.05 | 新4K8K衛星デジタル放送に対応するコンテンツ保護方式や関連規格への対応のため、(一社)放送サービス高度化推進協会(A-PAB)において認定されたIPインタフェースのコンテンツ保護方式「DTCP2」に関する規定追加、高速デジタルインターフェースに関する規定追加、合字「令和」に関する明確化、及びCaPPV番組の予約・購入に関する明確化を行う。 |
2.2版 | 2019.07.30 | 新4K8K衛星デジタル放送で暫定的な運用への対応や受信機の安定動作のため、字幕の文字囲みの運用に関する改定、字幕の初期化動作に関する明確化と規定追加、及びCASに連携したデータコンテンツサービスで利用するAPIの明確化を行う。 |
2.1版 | 2019.04.12 | 新4K8K衛星デジタル放送のマルチメディアサービスの拡充や今後において運用が想定される事項への対応のため、字幕・文字スーパーの解像度に関する明確化、文字囲みの運用に関する明確化、音声モード切替に関する改定及び階層変調の構成例の追記等を行う。 |
2.0版 | 2019.01.21 | 字幕の囲い、MH-AIT更新時の動作、制御文字(改行)及びサービス契約情報取得機能に関する明確化並びに一部放送事業者の放送開始日の前倒しに伴う変更を行う。 |
1.9版 | 2018.10.11 | 音声の外部出力に関する明確化、マルチメディアサービスに関する規定の改定、運用想定のない項目に関する改定と明確化、パレンタル制御対象番組におけるCAアプリケーションの望ましい動作の明確化、放送事業者の社名変更に伴う改定、HDTVの画素数以下の映像に関する保護の明確化及び新たにA-PABにおいて認定されたリムーバブル記憶媒体のコンテンツ保護方式「AACS2」に関する規定追加を行う。 |
1.8版 | 2018.07.26 | 新4K/8K放送開始当初に運用を行わないサービスに関する規定の改定と明確化、マルチメディアサービスに関する規定の改定、CASモジュールIDのチェックコードに関する方法の明確化、通電制御機能の運用に関する暫定処理の明確化及び本技術資料の参照規格の改定や管理団体名変更を反映する。 |
1.7版 | 2018.04.12 | リモートコントローラにおけるメディア選択ボタンの名称の明確化、マルチメディアサービスに関する規定の改定、HDR-TV映像の基準レベルの規定の追加、自動表示メッセージに関する明確化及びマルチメディアサービスのアプリケーションに係る組織識別(organization_id)の値に関する規定を行う。 HDR:High Dynamic Range |
1.6版 | 2018.01.22 | マルチメディアサービスに関する規定の改定、映像・音声等の符号化信号の処理単位となるMPU のMPUタイムスタンプ記述子及びMPU拡張タイムスタンプ記述子の明確化、CASモジュールの処理能力に関しEMM関連コマンドの処理や通信データ設定コマンドの受信処理に関する明確化、各種値の規定である。 API:Application Programming Interface MPU:Media Processing Unit EMM:Entitlement Management Message |
1.5版 | 2017.10.17 | エンジニアリングサービスの運用に関する改定、TLV-NITに記載するサービス識別の規定、マルチメディアサービスに関する規定の明確化である。 TLV-NIT:Network Information Table for TLV (Type Length Value) |
1.4版 | 2017.07.27 | 標準規格で新たに追加された文字符号の異体字セレクタ(字形の異なる漢字を使い分けるための機能)で具体的に運用する文字の規定の追加、マルチメディアサービスに関する明確化、高度広帯域CSのデフォルトTLVの変更、IPアドレスに関する詳細規定及び放送事業者が明らかになったことによる各種数値割り当てに係る規定の追加等を行う。 TLV:Type Length Value |
1.3版 | 2017.03.24 | 将来を見据えた高度広帯域CSデジタル放送の最大サービス数見直しに伴う改定、セキュリティ通信時の受信機表示の明確化、自動表示メッセージの即時表示に関する明確化、MPUタイムスタンプの運用に関する明確化等である。 MPU:Media Processing Unit |
1.2版 | 2016.12.09 | 地上・BSとの共用受信機における限定受信に関する規定の追加、関連のARIB標準規格改定に伴う規定の改定、運用が想定されなくなったパラメータの削除等を行う他、全編(八編を除く)にわたり規定内容の明確化を行う。 |
1.1版 | 2016.09.29 | 課題となっていた動画、静止画、文字図形のダイナミックレンジが異なる場合の混在表示について、第三編マルチメディアサービス運用規定で規定した他、全編(第六編と第八編を除く)にわたり、規定内容の明確化を行った。 |
1.0版 | 2016.07.06 | 策定 |
3.一部閲覧(最新版)
第1分冊
第2分冊
第3分冊
第4分冊
第5分冊