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●第210回ARIB電波利用セミナー 「無線局の検査・点検に用いる測定器の較正 〜Beyond 5G/6Gを実現するために必要な計量標準・較正技術〜」


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日時:2025年01月30日(木) 16時00分〜 17時00分
受付開始日:2024年12月23日
場所:オンラインセミナー
定員:180人
費用:無料
概要:

 我々の身の周りには、通信・放送をはじめとする様々な電波が存在しており、電波を
使わない日はないと言っても過言ではありません。電波を発生させるためには、総務
大臣による免許が必要であり、無線機から発生する電波の電力や電波の質について検査
を受ける必要があります。また、定期的な点検も求められます。これらの検査・点検に
使用する測定器類は、較正されていなければならず、原則として、情報通信研究機構
(NICT)が維持・管理する標準器にトレーサブルでなければなりません。
NICT電磁環境研究室では、電波利用機器の電磁的両立性(EMC)に関する研究開発と
合わせて、較正に必要な標準器の維持と基準値の供給を行う較正サービスを担い、安心
・安全で調和の取れた電波利用に貢献しています。
2030年代のあらゆる産業・社会活動の基盤となる新しい情報通信システムであるBeyond
5G/6Gでは、まだ周波数割当が行われていない275 GHz以上の利用に関する研究開発が
進められており、それに合わせて、物理量(周波数、高周波電力など)の計量標準の整備
及び較正技術の確立が求められています。さらに、研究開発の過程だけでなく、実用化後
の免許制度を維持する運用面においても、標準器の維持とともに較正サービスを、安定し
て供給していくことが無線免許制度には不可欠です。
そこで、今回のARIB電波利用セミナーでは、情報通信研究機構 電磁波研究所 電磁波標準
研究センター 電磁環境研究室の藤井勝巳上席研究員をお迎えして、Beyond5G/6Gの実現
に向けた無線免許制度とそれに必要な測定器の較正技術、計量標準、また、Beyond 5G
伝送基盤技術開発環境の整備の一環としてNICT本部に竣工した電波暗室についてご講演
いただきます。
会員の皆様には、是非ともご参加下さいますようにご案内申し上げます。
(注)本セミナーの申込期限は1月28日(火)とさせていただきます。


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