第5世代移動通信システム(5G)はエリア拡大が進み、2024年9月末時点での5G携帯電話の契約数も 1億229万契約に達し、前年同期比+27.0%と順調に拡大してきています。 また、2030年頃の実現が想定される次世代移動通信システム(Beyond 5G/6G)に向けた研究開発も 活発化してきており、ITU-Rでは6Gを念頭に置いたIMT-2030無線インタフェース勧告に関する検討、 具体的には技術性能要件やその評価方法策定等の議論が進められています。 2024年4月には第5世代モバイル推進フォーラム(5GMF)とBeyond 5G 推進コンソーシアムを承継 する形でXGモバイル推進フォーラム(XGMF)が発足しました。XGMFでは5G及びBeyond 5G/6Gに 関する複数プロジェクトが始動しており、ミリ波やローカル5Gの普及促進に加え、6Gの無線技術や NWアーキテクチャ等の検討が積極的に進められています。 今回のARIB電波利用セミナーでは、NTTドコモ欧州研究所のCTO/CSOとしての10年以上勤務に加え EUの研究開発プロジェクト責任者等の要職を歴任し、現在ワイヤレスワールドリサーチフォーラム (Wireless World Research Forum)の欧州・中東・アフリカ地域における副議長を務めているドイツ 在住のHendrik Berndt氏にご講演いただきます。「6G - Development in Europe & US - where are we now in 2025?」と題して、当会が依頼している「欧州および米国におけるBeyond 5Gの研究開発動向 の調査」より、欧州および米国のBeyond 5G/6Gの最新動向について詳しくご説明いただく予定です。 多くの皆様のご参加をお待ちしております。 (注)本セミナーの申込期限は3月17日(月)とさせていただきます。