受付開始日:2024年06月03日
場所:明治記念館 蓬莱の間
定員:150人
費用:無料
概要:
〔こちらは会場での参加お申し込みページです。〕
※会場でご参加いただきますと、予稿集配布/質疑応答/意見交換が受けられます。
今、私たちの携帯電話や車が、空や宇宙と直接つながる時代が到来しようとして
います。
移動通信ネットワークについて、地上のみならず、海や空、宇宙までをつなぐ非
地上系ネットワーク(NTN;Non-Terrestrial Network)の実現が、離島・海上・
山間部等のカバーや自然災害などの非常時の代替通信手段として期待されています。
そしてNTNにより私たちがどこにいようとも、どこにあるものであろうとも、電波
が届く限りシームレスに繋がることができます。
しかし、周波数資源の枯渇がその実現を阻んでいます。携帯電話等の爆発的な増
加により、既に多くのシステムに周波数が割り当てられ、周波数資源は限界を迎え
つつあります。利用できる周波数がなければ無線通信を行うことはできません。
NTNの実現に向けて、どのように周波数を確保してゆけばよいでしょうか。そし
て、その先に、どのようなサービスが展開されようとしているのでしょうか。
本シンポジウムでは、NTNの実現に向けた、産・官・学の取組みの最新動向をご
紹介します。
いまや、私たちの生活に欠かすことのできない移動通信ネットワーク。その未来
像について、私たちと一緒に考えてみませんか。研究者や専門家のみならず、多く
の方々のご参加をお待ちしています。
記
1. 日 時 : 2024年7月5日(金) 13時00分〜16時50分 (開場 12時30分)
2. 会 場 : 明治記念館 蓬莱の間
東京都港区元赤坂2-2-23
TEL:03-3403-1171
3. 実施機関 :
・主催 : 国立研究開発法人情報通信研究機構 / 一般社団法人電波産業会
・協賛 : 情報通信月間推進協議会
・後援 : 総務省
4. テ ー マ : 周波数資源をどう使うのか
〜私たちの携帯や車が空や宇宙とつながる未来へ〜
5. 定 員 : 会場参加 150名 (オンライン配信 500名)
※会場参加者のみ、予稿集配布/質疑受付/意見交換の場 有り。
6. 講 師 :
(1) 基調講演 「NTNをはじめとする最近の電波政策の動向について」
総務省 総合通信基盤局 電波部 電波政策課長 中村 裕治 氏
(2) 講演1 「NTNとBeyond 5Gの高速化に向けた無線物理層の研究」
湘南工科大学 工学部 電気電子工学科 教授 加保 貴奈 氏
(3) 講演2 「NTNの実現に向けた周波数確保の取組み
〜世界無線通信会議(WRC-23)の結果」
KDDI株式会社 技術統括本部 顧問 河合 宣行 氏
(4) 講演3 「Space Compassの描くマルチオービット戦略と
サービス展開について」
株式会社Space Compass 取締役 CTO 中里 真一 氏
(5) 講演4 「衛星通信用地上局アンテナ開発および3GPP標準化動向」
シャープ株式会社 新規事業開発統轄部 統轄部長
兼 研究開発本部 通信・映像標準技術研究所 所長 今村 公彦 氏
(6) 講演5 「地上から宇宙まで、新たな領域を目指す光・電波融合技術」
国立研究開発法人情報通信研究機構
ネットワーク研究所 ワイヤレスネットワーク研究センター
宇宙通信システム研究室 室長 辻 宏之 氏
7. 問合せ先 : 一般社団法人電波産業会
周波数資源開発シンポジウム事務局 担当:松山、角埜
TEL:03-5510-8593 E-mail:freq@arib.or.jp